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なぜ東京には3LDK が少ないのか?
お客様に間取りの要望を聞くと3LDKというのが圧倒的です。
それは、2人家族でも4人家族でも変わりません。皆さん3LDKとい
う希望を持っていらっしゃいます。
きっと、2人家族なら寝室と書斎そして誰か来たときのための予備
室もしくは納戸代わりに3つの部屋を使いたいのでしょう。4人家族
なら夫婦の寝室と子ども部屋2室という感じで使いたいのかもしれ
ません。
しかし、東京では3LDKという間取りが絶対的に不足しています。
地価が高いため3LDKにすると販売価格が高くなってしまうから、と
いうのが3LDKが少ない理由だという人もいますが、実際には100㎡
を越えるようなマンションでも2LDKが一般的です。
では、なぜ東京では3LDKが少ないのでしょう?
私は2つの理由が考えられると思います。
ひとつは、ライフスタイルの変化です。昔はひとりひ一部屋という考
えが主流でした。そのためリビングの広さを削ってでもそれぞれの
部屋をつくったものです。古いマンションなどは今でもその名残りが
あり、細切れの小さな部屋にわかれた間取りの物件が数多く見受
けられます。
しかし、最近ではリビングが家の中心と考えられるようになり個室
は寝るだけのスペースと考えられるようになってきました。そのため
細切れの部屋がたくさんある間取りより広いリビングのある間取り
を求める傾向になってきたのです。
もうひとつの理由は、世帯人員です。東京都の場合、2005年の平均
世帯人員は、2.12人。2025年には平均世帯人員が1.98人にまで
減少することが予想されています。どうしても3LDKでなければ生活
できないという世帯が少ないというのが現実なのです。
つまり、ファミリー層は東京には少ないのです。地価の影響もあると
思うのですが東京で生活する人は2人家族が主流です。家族が増え
ると郊外へ引っ越すというのがパターンなのかもしれません。
そんな理由で都内には3LDKのマンションは不足しています。
どうしても3LDKが欲しい人はその辺の事情も考慮して物件選びをす
ることが必要です。