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大幅値引きできる物件の見分け方。

世の中は100年に一度の大不況。
不動産業界もその煽りを受けて今までの売手市場は完全に買手市場
になりました。圧倒的に有利になった買主。はたしてバーゲンセールの
ように何でも安く買えるようになったのでしょうか?

確かに、アウトレットマンションのように格安の新築マンションが市況に
出回るようになってきたのは事実です。1割、2割引きは当たり前、なか
には50%OFFなどという物件もあります。発売当初に検討していた人に
とってはおいしい物件に生まれ変わっています。しかし、実はこれはほ
んの一部。すべての物件がバーゲンセールになっているわけではあり
ません。

そもそもバーゲンできる物件は資金繰りの厳しい中堅零細業者の物件
がほとんどです。倒産した会社の物件を狙っている人も多いようですが
これはバーゲン価格では出てきません。債務を整理した後、市場の適
正価格で売り出されます。もちろん大手不動産会社の物件は論外。ブ
ランドイメージの低下を避ける目的もあり、せいぜいモデルルームを特
別価格で販売したりする程度です。

個人の中古物件にいたってはネックになるのが抵当権です。
いくら本人が安くして売却したいと思っても抵当権を割って売却できる
人は多くありません。結局、希望価格で売れなければそのまま売り止め
ということになってしまいます。マスコミの風潮は不動産は買いたたけば
いくらでも安くなるという論調ですが、現実はそんなに甘くはありません。

それでは大幅値引きされる物件とはどんな物件でしょう?
物件の種別で考えれば、新築の建売住宅がもっとも確率は高くなります。
特に完成在庫と呼ばれる建築済みの物件です。建築前や建築途中の物
件と比べると格段に値引き交渉はラクになります。完成後3ヶ月以上経っ
た物件などは特に狙い目。複数現場の最後の1棟などはびっくりする価
格で購入できることがあります。

個人の物件に関しては、抵当権の少ない物件もしくは抵当権のない物件
が値引きしやすい物件になります。その中でも何らかの理由で売却せざ
るを得ない人は値引きに応じてくれる確率が高くなります。例えば買い換
えの期限が迫っている人や、すでに買い換えをして二重ローンを支払っ
ている人です。ただそれを買主が調べることは困難ですので営業マンに
調べてもらうことが必要になります。

意外と大幅値引きが難しいのがリフォーム済みマンションです。
高額な物件は時々大幅値引きがありますが、2,000~4,000万円以内
のお手頃物件は売れ筋のため大幅値引きとまではいかないようです。
そこそこの値引きで満足する必要がありそうです。

ただ注意しなければならないことは大幅値引きできる物件が、必ずしも
あなたにとっていい物件とは限らないということです。大切なのはあなた
の気持ちです。そこに住むことで満足が得られるか、得られないか。損得
も大切ですが最終的には損得を含めた満足感です。

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