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成功するマイホーム探しのヒント
申込み順位の意味。
世の中不況、とはいっても売れるマンションは売れます。
そして、売れる時というのは重なるもので、複数の申込みが入
ることがよくあります。
先日も、売却依頼を受けていたマンションで複数の申込みが
入りました。そのマンションは数日前から案内の予約が入り、
週末には全部で6件の案内が入っていました。
その結果、土曜日の夜に1件お申込が入り、日曜日には更に
2件のお申込。週末でけで3件のお申込が入ったのです。
ここで問題になるのが申込みの順位です。当然、最初に申込
みを入れた業者は、自分たちに優先順位があると主張します。
不動産業者によっては、土曜日に申込みが入った時点で日曜
日の案内を中止する業者もいます。一番手優先という業界の
慣習のようなものですが、絶対ではありません。
確かに、最初に申込みを入れていただいたのはありがたいの
ですが、申込みはあくまで申込み。契約とは違います。そのた
め申込みは入れたけど、やっぱり止めたということはよくある話。
そうなるとせっかく日曜日に見たいと予定を組んでいたお客様
を逃してしまうことになります。
売買でもっとも大切なのはタイミング。タイミングを逃すと売れ
る物件も売れなくなってしまいます。今回も日曜日の案内の結
果、更に2組の申込みが入りました。もし土曜日に申込みが入
った時点で日曜日の案内を断っていたら、2組の申込みは入っ
ていなかったことになります。
最初に申込みを入れた不動産業者の気持ちもわからないで
はありませんが、私たちは週末に案内予約が入っている場合
は、すべての案内が終わるまでは、特定の申込み者を優先す
ることはしません。
誰に売るかは、すべての案内が終わった時点で総合的に判断
します。それまでは申込みはすべて同列扱いなのです。
もし最初に申込みをした人より、後から申込みをした人の方が、
価格が高い場合は、最初に申込みをした人に2番手の人と同じ
価格にならないか再交渉します。
もし価格引き上げの交渉がうまくいかなければ、その時点で、
はじめて価格の最も高い人を優先します。
また、すべての申込み者が同じ価格で申込みとなった場合は、
申込者の内容で判断します。自己資金や住宅ローンの額など
を総合的に判断してということになるのですが、もっとも優先さ
れるのは現金で購入する人(住宅ローンを利用しない人)です。
そして、それでも優劣がつかない場合は、最初に申込みをした
人を優先させることになります。この時点ではじめて最初に申
込みをしたメリットがでてくるのです。
もっとも不動産業者によっては、値引き交渉が入っていてもま
ずは最初に申し込んだ人を優先するという業者もあります。明
確な業界ルールがないため、時として混乱する場合や、クレー
ムになることもあります。
売主の立場に立つか、買主の立場に立つか、はたまた不動産
業者の立場に立つかによって大きく変わってくる申込み順位の
意味。申込みをする場合は、どんな優先順位になるのかよく確
認しておくことが大切です。