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家探しでスランプに陥ったら

家探しのはじめは、とても楽しいものです。何しろ見るものすべて
が新鮮でどれを見ても楽しく夢が膨らむからです。

運のいい人(運は自分でつくるものですが...)運の強い人は、その
ままいっきに購入へと突き進むのですが、そんな人は10人中2人位。

残りの8人は、途中から悩みの迷路に入ってしまいます。
そう、家探しのスランプに陥ってしまうのです。

スランプに陥る原因は簡単。ひとことで言えば「欲」です。
欲が出てきてしまうのです。

「欲が出るのは当たり前じゃないか!」

「一生に一度か二度の買物なんだから欲を出して何が悪いんだ!」

ほとんどの人がそうお考えになるでしょう。
私もそう思っていました。
でも最近少し考えが変わってきたんです。

なぜなら、「欲」が強くなりすぎると、自分の「勘」が弱くなって
しまうことに気がついたからです。

「欲」で家探しをするとどうしても「数字」にこだわってしまいま
す。「この辺りは土地の価格がこれくらいだから、この物件はいくら
くらいが適当な価格だ」とか、「この前見た物件は、これより広くて
○○○○万円だったから、これは高すぎる」とか、そんな数字にばか
り目がいってしまうのです。

もちろん「数字」もある程度は大切です。あえて割高な物件を買う必
要はありませんから。

しかし、「数字」や「スペック」にばかり目がいってしまうと問題が
あるのも事実。住み心地や、購入後の満足度というのはなかなか数字
には反映されないからです。

「不動産はどれひとつ同じものがない」と云われます。

陽のあたり方、窓からの眺め、開放感、ご近所に住んでいらっしゃる
方、学校等々、特に中古物件ではその差が歴然です。建物の手入れの
仕方や使ってある部材、日々のお掃除によっても価値が違ってくると
いって過言ではないでしょう。

それらは「数字」ではなかなか判断ができません。
毎年何百件もの家をみているベテランの営業マンですら「図面」や
「数字」だけでは何もわからないのです。

最終的に必要なものは、データではありません。
「勘」です。「勘」がすべてなのです。

この考え方には異論もあるでしょう。ですからすべての方にご理解い
ただけるとは思いませんが、これから家探しをする方には、頭の隅に
置いておいて欲しい知恵です。

そして家探しでスランプに陥った時には思い出してください。
いい家、買った後で満足できる家は「数字」では判断できないという
ことを。

なぜならあなたの「勘」や「フィーリング」にあう家こそが、貴方が
本当に必要としている家なのですから。