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ペイオフと不動産投資
ペイオフを睨んでのことか最近不動産投資に関するご相談が増えてき
ました。実際、日経新聞によれば新築マンションを投資で購入する人
が増えているようです。
「金持ち父さん、貧乏父さん」の本が売れ出した頃から急激に不動産
投資について関心を持つ人が増えました。4月からのペイオフ解禁に
合わせて今やピークという感じさえします。
そこで個人がはじめる不動産投資について重要なことをひとつお教え
しましょう。
それは、「新築のワンルームマンションは絶対に買うな!」
ということです。現在絶好調で売れている新築ワンルームマンション
販売業者の方がこれを読んでいたらゴメンなさい。でも事実だから...
現実問題として私自身ワンルームマンションのオーナーです。
23歳の時にはじめて購入したのもワンルームマンションですし、その
後、数十件のワンルームマンションを売買してきました。
その経験を踏まえて皆さんにお教えするのが先程の「新築ワンルーム
マンションは絶対に買うな!」という黄金の掟です。
新聞広告を見ますと都心の新築ワンルームマンションは1,700万円前後
の物件多いようです。確かに洒落たつくりで素人目には素敵な物件に
見えるかもしれません。
但し、これを購入するや否やあなたは1,000万円以上の含み損を抱える
ことになってしまうのです。
理由は簡単、銀行がワンルームマンションの資産価値を全く評価してい
ないからです。
わかりやすく説明しますと、新築のワンルームマンションは銀行やノン
バンクからの長期ローンが利用できるのですが中古のワンルームマンシ
ョンには長期ローンが利用できないからです。
つまり、何かの理由で購入したワンルームマンションを売却しようとし
てもそれが買える人は現金で購入する人に限られるということです。
簡単に言えば現金で購入できる人しか買えないマンション、それがワンル
ームマンションの実態なのです。
それが証拠に首都圏の中古ワンルームマンション市場の相場はガタ落ち
しています。新築のワンルームマンションが1,700万円する地域でも中古
ワンルームマンションなら700~800万円で購入可能です。
確かに築年数の違いはありますがワンルームマンションを借りる人は立地
条件が同じであれば築年数は大して気にしません。気になるのは家賃だけ。
同じような立地で同じ位の広さなら間違いなく家賃の安い方を借ります。
それが賃貸のワンルームマンションを借りる人の傾向です。
考えてみてください。1,700万円の新築ワンルームマンションと700~800万
円の中古ワンルームマンション、どちらが安く貸せるでしょうか?
答えは言うまでもありません。
当然利回りも1,700万円の新築ワンルームマンションと700~800万円の中古
ワンルームマンションでは倍以上の開きがあります。
何をどう考えても新築ワンルームマンションを購入するメリットはありませ
ん。これはプロの不動産業者なら誰でも知っていること。知らないのは新築
のワンルームマンションを売っている業者とそれを購入しているお客様だけ。
もう購入してしまった人は今さら仕方ありません。残念ですが私と同じよう
に我慢して持ち続けましょう。しかしこれから購入する人は私のような過ち
は犯さないでください。
相変わらず混迷が続く時代です。いい加減な不動産業者にダマされないよう
不動産投資は信用できるプロに相談してからお考えください。
そうしないと必ず後悔しますよ...