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間違いだらけの資金計画

住まいを購入する上で一番重要なこと、それが資金計画です。

「そんなこと今さら云われなくてもわかってるよ」という声も聞こ
えてきそうですが、はっきりいってわかっていない方の方が多いの
が実情です。

特に年収500万円前後の方や、自己資金が500万円以内の方、自営業、
25歳前後の方、女性の方が単独で購入する場合にその傾向が多いよ
うです。もちろん本人はいたって真剣、自分なりの資金計画を持ち、
自分では資金計画は大丈夫だと思っていらっしゃる場合がほとんど。
だから問題なのです。

ですからこのお客様は資金計画が不透明だな、と感じた場合にはま
ず最初に資金計画についてお尋ねするようスタッフには口がすっぱ
くなるほど言ってあります。

なぜならスタートを間違えると絶対正しいゴールには辿りつかない
からです。

ただ資金計画についてのお尋ねをするとお客様の反応は見事に二分
します。「すぐに教えていただける方」と「怒り出す方、無視する
方」です。

そして後者の場合(怒り出す方、無視する方)のほとんどが最終的
には資金計画が間違っているケースに該当してしまうのです。

以前は「お客様にお金のことを聞くのは失礼だから...」とお客様の
言われることを鵜呑みにして情報提供していました。

しかし、最近あまりにも間違った資金計画の方が多いのです。
確かにご本人にも問題があるケースも多いのですが、銀行マンや不
動産業者にも問題があるのも否めません。

どうも安易に「あなただったら大丈夫ですよ、これくらいなら十分
借りられます」という返事をしている銀行マンや不動産業者が多い
のです。

入り口の段階では、少しでも間口を広げて集客しようというのがこ
れら業界の一般的な考えなのです。

ただし被害をこうむるのはそれを真に受けて家探しを始めてしまう
本人なのです。彼らはあなたを2階に上げておいてハシゴをはずす
ようなことを平気でするのです。

特に不動産業界には「本当に欲しかったら親に借りるなりなんなり
してお金なんてなんとかしてくる」と思っている営業マンがたくさ
んいます。

よく「ローンキャンセル物件」などという言葉を聞くことがあると
思いますが、裏を返せば「なんとかしてくると思って売ったのに何
とかならなかった物件」と同じ意味なのです。

そもそも私たちからすれば「ローンキャンセル」が頻繁に起きるこ
とすら信じられません。事前に銀行に打診しておけば契約の前に90
%はローンが通るか通らないかわかるからです。

住宅ローンが借りられるか、借りられないか、いくらだったら自分
に貸してもらえるのか、これは家探しをはじめる最初にしなければ
ならない大切なことです。

もちろん銀行に源泉徴収票を持って行き、相談するという手もあり
ます。ただし、銀行によって融資基準がまちまちですからあなたが
行く銀行があなたにとって最適な銀行かどうかはわかりません。

大きく分けて言うとあなたという人物に対して融資する銀行と購入
不動産の担保価値に対して融資する銀行があるからです。それは素
人ではわかりません。

どうしても自分で確認したい場合は都市銀行を5行程度まわる覚悟
が必要です。

それが面倒な方はまずは営業マンに自分の状況を正直に伝えて調べ
てもらうことです。

自己資金が0円の方、勤続が1年未満の方、諸費用がない方、私た
ちのような零細企業にお勤めの方、そんな方でも融資してくれる銀
行はあります。また事前に綿密な計画さえ立てておけば融資しても
らえる方法もあります。それがノウハウなのです。

資金計画に少しでも不安がある方、まずは一度営業マンに再確認し
てはいかがですか? 

その方が安心して家探しに励めますよ...