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甦る昭和30年代、大森ロッヂプロジェクト。


先日、住宅新報を読んでいたらこんな記事が目にとまりました。
「大森ロッジプロジェクト」。

大森ロッヂとは、京浜急行大森町駅徒歩2分の住宅街にあり長
屋と2階建ての戸建て賃貸など7棟からなる長屋群。建物は推
定で築40年。かつて、大森海岸で取れた海苔の食品加工に携
わる人などの住宅需要に応えていたという。

建物の濡縁から庭、路地へとつながり、昭和30年代の下町の
たたずまいと風情が今も残る。使用可能な井戸と水を汲み上げ
るポンプもある。

大森ロッジプロジェクトでは、これら既存の建築物を最大限に
生かし、順次リノベーションをしていく計画で、このほど第1期工
事が完了、木造平屋の長屋賃貸と木造2階の戸建て賃貸をそ
れぞれ再生させた。長屋は、19平方メートル、21平方メートル
のワールームと、23平方メートルの1DKの3戸で、それぞれに
5~10平方メートルの専用の庭が付いている。

伝統工法による木製の大和塀で各庭を仕切り内装は、従来は
天井裏に隠れていた梁をあらわし、設備には新たにトイレとは
別のユニットシャワーを設け、居室内の照明には白熱球を使用、
木造の風合いを生かした。

戸建て賃貸は76平方メートルで間取りは4LDK。専用の庭と
小型車が入る屋根付きのガレージを設けた。外壁は、炭黒塗
装と淡いグレーの吹き付けに分け、蔵のような外観を演出して
いる。

内外装と防水工事、構造補強などの施工費は、戸建て賃貸が
約1100万円。長屋建ては約800万円という。

今どきの新築一戸建てもいいけれど、レトロな雰囲気漂う昭和
の家も温かみがあって捨てがたいもの。1000万円そこそこで
リノベーションできるなら古い家もいいかもしれません。
選択肢のひとつにいれてはいかがでしょう。