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悪徳業者から身を守るためのヒント

未公開物件の甘い罠

先日テレビで欠陥住宅と欠陥マンションについて放送していました。
ビートたけしのTVタックルという番組ですのでご覧になった方も多
いのではないでしょうか。

番組には今までお客様を騙しにダマしてきたという現役の不動産会
社の人が出ていましたが、その中で彼らがお客様が騙されやすい言
葉として「未公開物件」ということばを上げていました。

確かにこの「未公開物件」という言葉には弱いお客様が多いようで
す。弊社にも「○○不動産の看板で見た○○町の未公開物件の情報
が知りたい」というようなメールがたくさん届きます。それほどこ
の「未公開物件」という言葉には魅力があるのでしょう。

問題は「未公開物件」イコール「いい物件」とは限らないというこ
とです。ほとんどの方が「未公開物件」と聞いただけでいい物件情
報が誰よりも早く手に入ると錯覚しているのです。そこが悪徳業者
の狙いなのです。

彼らの狙いはただ一つ。
お客様に冷静に考える時間を与えさせないことです。

「ご近所の方だけに特別に未公開物件をご紹介しています。」とか
「正式発売になるとすぐに売れてしまいますから今すぐご決断くだ
さい」とか言って、さもこの広告を見たあなただけが特別の購入権
利が与えられたかのような錯覚をさせるのです。

そして冷静に考える時間を与えずに契約させてしまうのです。

そもそもこの不景気な時代に一部の不動産会社にしか情報を公開し
ないということ自体が不自然です。レインズなどのデータベースに
物件情報を登録すれば一瞬にして日本全国の不動産会社に情報を発
信できるのに、敢えてそれをしないというのはどんなメリットがあ
るのでしょう。

「未公開物件」ということばを使った営業テクニックと思われても
しかたないのではないでしょうか。

いい物件はそんな姑息なテクニックを使わなくてもすぐに売れてい
きます。姑息なテクニックを使わなければ売れない物件や、姑息な
テクニックを使って販売する会社、それをどう評価するかは購入者
であるあなた自身が決めることです。

よく悪徳業者が悪いという方がいますが悪いのは悪徳業者だけでは
ありません。そんな悪徳業者のテクニックにまんまと乗せられて購
入してしまう消費者にも原因があります。

一生に一度のマイホーム。冷静に考えてからご決断ください。